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YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)の使い方完全ガイド【2026年版】

YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)の使い方を初心者向けに完全解説。無料インストールから立ち絵・字幕・音声・口パク・BGM・動画書き出しまでの手順と、商用利用ライセンス(AquesTalk・VOICEVOX)の注意点、よくあるトラブルの対処法まで網羅した2026年最新版ガイドです。

YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)の使い方を、インストールから動画の書き出しまで初心者向けにまとめた完全ガイドです。YMM4はゆっくり実況やゆっくり解説の動画を無料で作れる定番ソフトで、テキストを入力するだけで音声合成と字幕が自動で生成されます。

一方、機能が多くインターフェースも独特なため、「使い方がわからない」「商用利用のライセンスが複雑で不安」とつまずく人も少なくありません。この記事では、立ち絵・字幕・音声・口パク・BGM・書き出しまでの手順を順番に解説します。あわせて、商用利用で必須となるライセンスの注意点や、よくあるトラブルの対処法、さらにAIで動画制作を自動化する新しい選択肢まで紹介します。

この記事の目次

  • YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)とは?無料版とLite版の違い
  • 【準備】YMM4のインストールと初期設定
  • 【最重要】商用利用とライセンスの基礎知識
  • 【音声・字幕】キャラクターボイスとテロップの設定
  • 【立ち絵】立ち絵の導入・口パク・まばたき
  • 【仕上げ】BGM・効果音・編集効率化のコツ
  • 【書き出し】動画の出力とトラブル対処
  • ゆっくり動画を効率化する:AI自動生成という選択肢
  • よくある質問(FAQ)
  • まとめ

YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)とは?無料版とLite版の違い

YMM4は、饅頭遣い氏が開発・配布する、ゆっくり実況プレイ動画向けの無料動画編集ソフトです。立ち絵の表情切り替え、セリフ入力、字幕配置といった、ゆっくり動画に必要な機能が一つにまとまっています。

YMM4でできること

YMM4の中心的な機能は「セリフのテキスト入力 → 音声合成 → 字幕の自動表示」という流れです。話させたい言葉を入力すると、合成音声と字幕(テロップ)が同時に生成されます。さらに立ち絵の口パクやまばたき、BGM・効果音の挿入、動画素材の重ね合わせまで対応し、ゆっくり実況・解説の制作を一通りカバーできます。動画全体の組み立て方はゆっくり解説の作り方完全ガイドでも解説しています。

「YMM4」と「YMM4 Lite」の違い

YMM4には通常版と「YMM4 Lite」があります。両者の最大の違いは、ゆっくり霊夢・魔理沙の声を作る音声合成エンジン「AquesTalk」を含むかどうかです。Lite版はAquesTalkを除いた状態で配布されており、後からプラグインとして追加することもできます。

項目 YMM4(通常版) YMM4 Lite
価格 無料 無料
AquesTalk(霊夢・魔理沙の声) 同梱 非同梱(手動追加可)
商用利用時の注意 AquesTalk使用時はライセンス必須 AquesTalk未導入なら無料で商用可
対応OS Windowsのみ Windowsのみ

注意したいのは、AquesTalkは「使っていなくても、ソフトに導入した時点」で商用ライセンスの対象になる点です。無料で商用利用したい場合は、AquesTalkを導入していないLite版を使い、VOICEVOXなど別の音声を選ぶのが安全です(詳しくは後述します)。

動作環境と推奨スペック

YMM4はWindows専用で、macOSには対応していません。動作自体は比較的軽量ですが、音声合成や書き出しではCPUとメモリを使います。安定して使うための目安を表にまとめました。

項目 最低ライン 快適に使う目安
OS Windows 10 Windows 10/11(64bit)
メモリ 4GB 8GB以上
ストレージ 数GBの空き SSD・10GB以上の空き
その他 グラフィックボードがあると書き出しが速い

【準備】YMM4のインストールと初期設定

ここからは実際の導入手順です。YMM4はインストーラー形式ではなく、解凍してそのまま使う「ポータブル形式」である点が特徴です。

公式サイトからダウンロードする

YMM4は、開発者である饅頭遣い氏の公式サイト「饅頭遣いのおもちゃ箱」から入手します(出典:饅頭遣いのおもちゃ箱「ゆっくりMovieMaker4」)。配布元以外の二次配布サイトは、改ざんやウイルスのリスクがあるため避けてください。商用利用を考えているなら、AquesTalk非同梱の「Lite」版を選ぶのが無難です。

解凍して起動する

ダウンロードしたZIPファイルを、半角英数字の名前のフォルダに解凍します。日本語名や深い階層のフォルダに置くと、まれに不具合の原因になります。解凍したフォルダ内の「YukkuriMovieMaker.exe」をダブルクリックすると起動します。インストール作業は不要で、フォルダごと移動すれば別のPCでも使えます。

最初に解像度とフレームレートを設定する

起動したら、最初に「ファイル」→「動画の設定」から解像度とフレームレートを決めます。YouTube向けならフルHD(1920×1080)・30fpsが標準的です。

重要なのは、フレームレートはプロジェクトの新規作成時にしか変更できない点です。編集を進めた後では変えられないため、最初に決めておきましょう。解像度は後からでも変更できます。動画を始める前の準備全体はゆっくり実況の始め方完全ガイドも参考になります。

【最重要】商用利用とライセンスの基礎知識

YMM4で最もつまずきやすく、かつ最も重要なのがライセンスの扱いです。収益化や商用利用を考えるなら、音声ソフトごとの規約を必ず確認してください。

ゆっくり霊夢・魔理沙の声とAquesTalk商用ライセンス

ゆっくり実況でおなじみの霊夢・魔理沙の声は、AQUEST(株式会社アクエスト)の音声合成エンジン「AquesTalk」で作られています。この声を広告付き動画や法人利用などの商用コンテンツで使う場合、AquesTalkの使用ライセンスが必要です。

商用コンテンツ向けの使用ライセンスは、税込6,380円(年額)です。この1つでAquesTalk1・2・10すべてを利用でき、アプリごとに買い直す必要はありません(出典:株式会社アクエスト「音声合成ライセンスの種類・購入」)。前述のとおり、AquesTalkは導入しているだけで対象になるため、使わないなら導入しないのが鉄則です。

無料で商用利用するならVOICEVOX

無料で商用利用したいなら、VOICEVOXのキャラクター(ずんだもん・四国めたん・春日部つむぎなど)を使う方法が定番です。VOICEVOXは「VOICEVOX:キャラクター名」のクレジットを表記すれば、商用・非商用を問わず無料で利用できます(出典:VOICEVOX「ソフトウェア利用規約」)。YouTubeなら概要欄への記載が一般的です。

ただし、音声エンジン本体(VOICEVOX)の規約とは別に、各キャラクターの音源利用規約も確認が必要です。キャラクターごとに条件や禁止事項が異なる場合があります。音声ソフトの選び方はAquesTalkとVOICEVOXの徹底比較で詳しく解説しています。

音声ソフト・ライセンス早見表

音声 代表キャラ 商用利用 費用の目安 クレジット
AquesTalk ゆっくり霊夢・魔理沙 ライセンス購入で可 6,380円/年(税込) 不要
VOICEVOX ずんだもん・四国めたん 等 クレジットで無料 0円 必要
COEIROINK 等 つくよみちゃん 等 規約により可 0円中心 規約に従う

なお、収益化の可否は音声ライセンスだけで決まりません。YouTubeは独自の解説や編集の価値が薄い動画を「再利用されたコンテンツ」と判定する場合があります(出典:YouTubeヘルプ「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」)。収益化の全体像はゆっくり動画の収益化完全ガイドで確認できます。

【音声・字幕】キャラクターボイスとテロップの設定

ライセンスを理解したら、実際にキャラクターの声と字幕を設定します。ここがYMM4の核となる作業です。

キャラクターの編集からボイスを追加する

「ファイル」→「キャラクターの編集」を開き、使いたいキャラクターを選びます。声質の再生ボタンを押すと、必要な音源のダウンロードが促されます。無料で商用利用したい場合は、ここで霊夢・魔理沙(AquesTalk)ではなく、VOICEVOXのずんだもんなどを選びましょう。

なお、霊夢・魔理沙を選ぶとAquesTalkが自動的に導入されることがあります。商用利用の予定で誤って導入してしまった場合は、手動で削除するか、再インストールで取り除いてください。

セリフを入力して字幕を一括設定する

画面左下で話させたいキャラクターを選び、画面下部にセリフを入力して「追加」またはEnterキーを押すと、音声と字幕(テロップ)が生成されます。初回は音声エンジンの起動に時間がかかりますが、2回目以降は速くなります。

字幕の見た目は、映像画面上で個別に動かすのではなく、「キャラクターの編集」でフォント・文字サイズ・フチをまとめて設定するのが基本です。個別操作を混ぜると全体設定が反映されなくなるため、最初に全体のデザインを決めましょう。セリフの考え方はゆっくり解説の台本の作り方が参考になります。

発音(読み方)を修正する

漢字の読み間違いがあるときは、テロップを選んで右側の「発音」を編集します。YMM4では、アクセントを表すアポストロフィと、文字の区切りを表すスラッシュで読み方を調整できます。区切りごとにアクセント記号を1つ入れるのがルールです。

自動生成の精度は比較的高いため、細部の調整に時間をかけるより、明らかな読み間違いの修正だけに絞るのが効率的です。

【立ち絵】立ち絵の導入・口パク・まばたき

声と字幕ができたら、キャラクターの立ち絵を表示し、口やまばたきを動かして「ゆっくりらしさ」を出します。

立ち絵素材の入手と利用規約

立ち絵は「nicotalk&キャラ素材配布所」やpixivなどで配布されています。ダウンロードの際は、必ず素材ごとの利用規約を確認してください。VOICEVOXキャラの立ち絵は、音源と同じくクレジット表記で使えるものが多い一方、特定の音声変換ソフトと組み合わせると商用不可になる場合もあります。

霊夢・魔理沙は東方Projectの二次創作にあたるため、原作のガイドラインにも配慮が必要です(出典:上海アリス幻樂団「東方Projectの二次創作ガイドライン」)。

PSDファイルを読み込んで配置する

多くの立ち絵はPSD形式で配布されており、YMM4はPSDをそのまま読み込めます。キャラクター設定画面で立ち絵の種類を「PSDファイル」にし、ダウンロードした素材を指定します。素材フォルダは後から動かすとリンク切れを起こすため、固定の場所に置いてください。

タイムライン上部の人物マークを押すと立ち絵が表示され、枠をドラッグして位置やサイズを調整できます。

口パク(リップシンク)とまばたきを動かす

声に合わせて口を動かすには、「ツール」→「PSD立ち絵素材マネージャー」を開き、口の差分素材を登録して種類を「口パク」に設定します。これで音量に応じて口が動きます。

まばたきも同じマネージャーで設定し、種類を「まばたき」にします。人の自然なまばたきは約3秒に1回が目安とされるため、間隔を3秒前後に設定すると自然に見えます。複数キャラがいる場合は、開始時間を少しずらすと、不自然な同時まばたきを防げます。

【仕上げ】BGM・効果音・編集効率化のコツ

キャラクターが完成したら、BGMや効果音、動画素材を加えて仕上げます。あわせて、作業を速くする工夫も押さえましょう。

BGM・効果音・動画素材を追加する

BGM・効果音・動画素材は、タイムラインにドラッグ&ドロップするだけで追加できます。読み込んだ素材は初期音量が50に設定されているため、必要に応じて音量を調整してください。レイヤーは下にあるものほど手前に表示される点に注意します。

著作権フリー、またはクレジット表記で使える音源・素材サイトを選び、各サイトの規約を守って利用しましょう。

ショートカットとスナップで効率化する

よく使うキャラクターには、キャラクター設定からショートカットキーを割り当てると、入力のたびに切り替える手間が省けます。初期設定の霊夢・魔理沙のショートカットと重複しないよう、使わないキーに逃がしておくと安全です。

タイムラインの素材を境目にぴったり合わせる「スナップ機能」は、初期値だと効きが弱めです。「設定」→「全般」で吸着距離を大きめ(10前後)にすると、使いやすくなります。

セーフティーゾーンを意識する

テロップや重要な要素を画面の端ぎりぎりに置くと、スマホ視聴時にUIと重なって見えなくなることがあります。安全に表示される範囲(セーフティーゾーン)を意識し、文字は内側に収めましょう。YMM4には標準のガイド表示がないため、ガイド用の画像素材を重ねる方法がよく使われます。

ここまでが手動編集の一連の流れです。気づくのは、ゆっくり動画は「工程がとにかく多い」ということです。

【書き出し】動画の出力とトラブル対処

編集が終わったら動画を書き出します。最後に、よくあるトラブルの対処法もまとめます。

動画を出力する

不要な余白を削除してから、「ファイル」→「動画出力」を選びます。一般的な用途なら「MediaFoundation出力」でMP4として書き出せます。グラフィックボードがあるPCでは、ハードウェアエンコードを有効にすると速くなります。音量を整える「音量の最大化(ノーマライズ)」も有効にしておくと便利です。

書き出しは音声合成の処理を含むため、他の編集ソフトより時間がかかる傾向があります。長い動画では、時間に余裕をもって作業しましょう。

よくあるトラブルと対処法

症状 主な原因 対処法
音が出ない 音源未導入・音量0 キャラクターの音源と素材の音量を確認
動作が重い・固まる スペック不足・素材過多 不要素材を削除し、こまめに保存
書き出しでエラー 出力設定の不一致 出力方式や終了フレームを見直す
文字が入らない 一時的な不具合 PCやソフトを再起動

YMM4はまれにフリーズすることがあるため、こまめな保存が何よりの対策です。専用フォルダで素材を整理しておくと、リンク切れも防げます。

手動編集の限界という現実

ここまで見てきたように、YMM4は無料で高機能な反面、設定項目が多く、1本の動画を作るだけでも多くの工程を踏みます。慣れれば強力な武器になりますが、「毎日投稿したい」「とにかく本数を出したい」という場合には、手作業の多さがボトルネックになります。

ゆっくり動画を効率化する:AI自動生成という選択肢

手動編集の工程の多さを解決する新しい選択肢が、AIによるゆっくり動画の自動生成です。

YMM4は「自分の手で細部まで作り込みたい人」に向いた高機能ソフトです。一方で、台本さえ用意すれば、音声・字幕・立ち絵・編集までを自動で組み立てるアプローチもあります。Yukkurigen は、テキストや構成案をもとにゆっくり動画を自動生成するサービスで、YMM4のような手作業の工程を大幅に省けます。

手動のYMM4とAI自動生成のどちらが自分に合うかは、Yukkurigen と ゆっくりMovieMaker4 の違いで比較しています。まずは、作りたい動画の本数や、編集にかけられる時間を基準に選ぶとよいでしょう。

「作り込みは少数精鋭で手動、量産はAIで自動化」というように、目的に応じて使い分けるのも有効な戦略です。

Yukkurigenを無料で試す:料金プランやマーケットプレイスはYukkurigen公式サイトからご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. YMM4は本当に無料で使えますか?

YMM4本体は無料です。ただし、霊夢・魔理沙の声(AquesTalk)を商用利用する場合は、年額6,380円(税込)の使用ライセンスが必要です。VOICEVOXなどの無料音源を使えば、クレジット表記のみで商用利用できます。

Q2. YMM4とYMM4 Liteはどちらを選べばいいですか?

無料で商用利用・収益化をしたいならLite版が安全です。Lite版はAquesTalkを含まないため、VOICEVOXなどの無料音源を使えば費用がかかりません。霊夢・魔理沙の声をどうしても使いたい場合のみ、通常版(またはLiteへのAquesTalk追加)を検討します。

Q3. MacでYMM4は使えますか?

YMM4はWindows専用で、Macには対応していません。Macで作りたい場合は、Windowsの仮想環境を用意するか、別の編集ソフトやクラウド型のサービスを検討する必要があります。

Q4. ゆっくり動画はそのまま収益化できますか?

音声ライセンスを守っていても、それだけで収益化が保証されるわけではありません。独自の解説や編集の価値が薄い動画は、YouTubeのポリシーで収益化が承認されないことがあります。詳しくはゆっくり動画の収益化完全ガイドをご覧ください。

Q5. 立ち絵はどこで入手できますか?

「nicotalk&キャラ素材配布所」やpixivなどで配布されています。多くはPSD形式で、YMM4にそのまま読み込めます。利用前に必ず各素材の利用規約を確認し、必要なクレジット表記を行ってください。

Q6. YMM4の動作が重いときはどうすればいいですか?

不要な素材を削除し、こまめに保存するのが基本です。メモリ8GB以上・SSDの環境だと安定しやすくなります。フリーズした場合は、PCやソフトの再起動で改善することが多いです。

まとめ

YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)は、無料で本格的なゆっくり実況・解説動画を作れる定番ソフトです。使い方の流れは、インストール → 解像度設定 → 音声と字幕 → 立ち絵と口パク → BGMと仕上げ → 書き出し、という順番で押さえれば迷いません。

最も注意すべきはライセンスです。霊夢・魔理沙の声(AquesTalk)は商用で年額6,380円、無料で商用利用するならVOICEVOXをクレジット表記で使うのが基本でした。

YMM4は高機能ですが工程が多く、量産には手間がかかります。作り込みは手動のYMM4で、量産はAIの自動生成で、と目的に応じて使い分けるのが、これからのゆっくり動画制作の賢い選び方です。まずはYukkurigen公式サイトで、自動生成の手軽さを確かめてみてください。

参考文献・出典